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U1051A Acqiris TC890 6チャネル 時間-デジタル・コンバータ

U1051A Acqiris TC890 6チャネル 時間-デジタル・コンバータ

  • 6 チャネル・マルチストップ時間-デジタル・コンバータ(TDC)
  • 50 ps のタイミング分解能
  • 質量分析やLIDAR などの測定や各種パルス・タイミング測定に最適
  • 大容量の内部メモリ・バッファを備え、最大400 万個のイベントデータを保存可能
  • 低ジッタ(< 3 ps rms)、高安定(±2 ppm)内部クロック
  • 外部10 MHz 基準入力
  • データ・ストリーミング・モードによる連続捕捉/読取り
  • セルフテスト/ステータス・モニタリング機能内蔵
  • 低消費電力(< 25 W)

製品説明

複数回路の補足、6チャンネル、コモン・スタート、マルチストップ

複数回路の補足、6チャンネル、コモン・スタート、マルチストップ

多チャネルの高時間分解能のタイミング測定

Agilent Acqiris U1051A(TC890)は、6 個の独立したストップウォッチ機能を備え、コモン・スタート・イベントから複数のストップ・イベントまでの正確なタイミング測定を高い分解能で行えます。

3 次元マッピング/ ナビゲーション用のLIDAR、蛍光寿命分光分析、飛行時間型質量分析(TOFMS)でのイオン・カウントなどの、タイミング測定アプリケーションに最適です。周期、周波数、タイム・インターバル解析(TIA)などの多くのパルス・タイミング測定に、この新しいTDC の測定技術が威力を発揮します。

6 個の各入力チャネルで複数のイベントを、50 ps のタイミング分解能で測定できます。また、同一入力の平均デッド・タイム(ダブル・パルス分解能)は15 ns 以下です。フル・スピードで動作させた場合、U1051A は、2,500 万イベント/sの高いデータ・スループットを実現しています。さらに、イベントをカウントして、ヒストグラムを作成。データ/スペクトラムを簡単に比較できる機能を搭載しています。

7 個の入力チャネルのうちの6 個は独立したストップ入力で、7 番目のチャネルはコモン・スタートです。このモジュールは、マルチストップ捕捉モードで動作し、コモン・チャネルの最新のスタート・イベントに対して、各チャネルのストップ・イベントのタイミングがカウントされます。

標準モードでは、記録範囲は最大10 ms です。一つのチャネルを基準信号専用にすれば、10 ms の記録時間をさらに拡大できます。大容量の内部バッファにより、モジュール当たり最大400 万個のストップ・イベントを記録できます。

高速オンボードカウンタと高速データ転送

5 ns、21 ビットのリアルタイム・カウンタと、イベントにより開始されたランプ信号の補間により、スタート・イベントからストップ・イベントまでの50psの分解能でタイミング情報が得られます。

各チャネルは、プログラマブル・コンパレータ、アクティブ・スロープの選択に用いられるXOR ゲート、信号発生器、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)で構成されています。デジタイズされたデータは、処理/保存/読取りのために、Xilinx Virtex-2 Pro FPGA ベースのデータ処理ユニットに送られます。

データ転送は、最高100 MB/s の高速DMA モードで行われます。各チャネルにおいて、検出されたスタート/ストップ・イベントの時間が測定され、最終的な相対時間が計算されます。共通のveto 信号用補助入力を使って、すべてのスタート/ストップ検出を必要に応じて有効/無効の選択ができます。

多様なシステムインテグレーションに適応

Acqiris 時間- デジタル・コンバータには、Windows® 用のソフトウェア・ドライバと、MATLAB®、C/C++、Visual Basic 、LabVIEW 用のサンプル・アプリケーションが付属しています。これらのサンプル・プログラムには、モジュールのセットアップと基本的な捕捉機能が含まれています。これらの情報を参照すれば、簡単に測定システムに統合することができます。

シリーズ間、バージョン間のコンパチビリティが高いため、、最小限のソフトウェア変更で、最新の高分解能Acqiris 時間-デジタル・コンバータへの交換、将来のアップグレードが行えます。

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