よくある質問FAQ

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弊社サービスをご利用されるお客様より寄せられたご質問等をカテゴリー別にまとめました。

よくある質問

Qドライバソフトのインストール方法を教えてください
A

❏U53xxAの場合
下記の資料に従ってインストールして下さい。
Acqiris_U53xxA_最初にお読み下さい

 

❏SA2xxAの場合
下記の資料に従ってインストールして下さい。
Acqiris_SA2xxP_最初にお読み下さい

QデジタイザU53xxAなどの”self-trigger機能”をMD3のSFP(Software Front Panel)で動作させる方法を教えてください
A

添付の資料の内容に従って動作させてください。
U53xxA_MD3_SFP_Averager_self-trigger_setting

 

Q一度に測定できるチャネル数は?
A

TDC: U1051A:6CH、U1050A:12CHです。

デジタイザ:U53、SA1、SA3は2CHまで、SA3は3CHまでです。

Q時間ーデジタル・コンバータの時間範囲と時間分解能は?
A

時間分解能 U1050A-001:50ps、U1050A-002:5ps、U1051A:50ps
時間範囲 U1050A:20s、U1051A:10.48ms
U1051Aは、6chのうち1chに、100Hzの信号を入れる事により、残り5chの測定時間範囲を延ばす事が可能です。

Qボード間の同期をとる方法は、ありますか?
A

外部REF INに共通クロックを入力することにより、同期計測可能です。但しスタート信号は各カードに共通に入力する必要があります。

Q同一チャネルに対する測定可能な信号速度は?
A

U1051A:連続する2つのイベントの測定可能な最小間隔は、15nsです。周波数に換算すると約66MHzになります。また、スタート信号から10nsのデッドタイムがあります。

U1050A:スタート信号から10nsのデッドタイムがあります。連続測定のバッファは、512個(U1050A-001)、256個(U1050A-002)なので連続測定出来る時間は、使用するプログラムやPCに依存します。詳しくは当社まで、問い合わせてください。

 

デジタイザ:サンプリングレートの1/2の周波数であれば、エリアシングなく収集可能です。

Qデータを収集しながら、PC側への転送は、可能ですか?
A

U1051Aは、最大2Mイベントのダブルバッファを持っているので、2Mイベントの計測データの取得時間が、他の2MイベントのデータをPCに送る時間より長ければ、連続測定が可能です。

デジタイザ
UU53シリーズ:TSR機能を使用する事により可能(詳細は、マニュアルを参照してください)。
SAシリーズ:CST機能を使用する事により可能(詳細は、マニュアルを参照してください)。

Q信号の取得の制御はリアルタイムに出来ますか?
A

信号の取得制御のための外部I/O(programmble I/O)を使用する事により可能です。

Qデータの立ち上がりや立ち下がりの指定は可能ですか?
A

可能です。しきい値のレベルの制御は、±1.5Vの範囲で12ビット分解能で設定可能です。

QTDCのデータのPCへの転送速度は、どのくらいですか?
A

U1050A(Compact PCIバス):最高100MByte/s(32ビット 33MHz動作時)、
U1051A(Compact PCIバス):最高100MByte/s(32ビット 33MHz動作時)
です。

Qデジタイザのボード上で、信号処理を行う事は、できますか?
A

FPGAを搭載しているデジタイザがあります。そのFPGAを使用して、Average、ピーク検出、FFT、ゲート機能(必要なデータのみ格納ができる)などの機能を実現しています。また、FPGAのプログラムをカスタマイズできる機種もあります。詳しくは、当社にご相談ください。

Q波形データを収集時のトリガの間隔を測定したいのですが、方法はありますか?
A

可能です。当社のデジタイザは、波形データの測定と並行して、トリガ毎のタイムスタンプを記録する機能を持っています。回転機などのタイミング測定に有効です。トリガ時間間隔測定分解能は、機種によって異なりますが、TTI(Trigger time interpolator:トリガ時間補間器)を内蔵しており、サンプリングレートよりも短い時間分解能を達成しています。下記に例を示します。

U1084A:15ps

U5303A-SR2:6.25ps

U5309A (External Trigger):8ps

U5310A:8ps

SA1:35ps

SA2:15ps

Q入力にアクティブプローブが使用できますか?
A

現在製品では使用できません。

Q最大入力電圧は、どのくらいですか?
A

製品によっても異なりますが、入力インピーダンス50Ωの場合±5Vです。

Q高速に変化する信号を測定したいのですが、最高サンプリングレート及び周波数帯域は、どのくらいですか?
A

<サンプリングレート>

機種により異なりますが、最大8GS/sです。

複数チャネルを持つデジタイザの場合、チャネルコンビネーション機能(インターリーブ機能)により各々のサンプリングレートをチャネル数倍したサンプリングレートを実現できます。

 

<周波数帯域>

機種により異なりますが、最大2.5GHzです。

Q多量のデータを収集したいのですが、収集メモリ数は、いくらですか?
A

機種、オプションにより異なりますが、最大1G~4Gサンプル/CHです。収集時間=最大サンプル数/サンプリングレートとなります。

複数チャネルを持つデジタイザの場合、チャネルコンビネーション機能により各々のチャネルの収集メモリをチャネル数倍した収集メモリを実現できる機種もあります。

Qデジタイザの分解能は?
A

機種により異なりますが、8ビット~14ビットです。
有効ビット数は、同一機種でもサンプリングレート、周波数帯により異なります。製品仕様を参照してください。

Q外部信号と同期してのデータ収集は可能ですか?
A

豊富な外部との入出力信号を持っているため、外部機器との同期運転が可能です。
CLK IN(外部クロック:サンプリングクロック、外部基準周波数:100MHz±0.3%)、TR IN(DC~フロントエンドの帯域幅)、TR OUT、I/O A、I/O B(トリガ・イネーブル入力、100MHz基準クロック出力、トリガ・レディ出力)コネクタを有します。

Q複数台のデジタイザを同期して、動作させる事ができますか?
A

外部から共通のリファレンス・クロックを供給することにより、複数台の同期動作が可能です。ただし、トリガ信号も外部で分配する必要があります。また、アプリケーション・プログラム作成に若干の注意点がありますので、お問合せ下さい。

Qチャネル数は、どこまで増やせますか?
A

1台当たり3chの製品(SA3シリーズ)があります。

Qキャリブレーション機能はありますか?
A

制御コマンドにより、ボード全体、指定チャネル毎、設定レンジ毎などの自動校正が可能です。

最新のMD2ドライバがサポートする機種(U53XXAシリーズなど)に関しては、波形取得条件ごとにキャリブレーションを実施する仕様となっており、キャリブレーション時間が大幅に短縮されています。

Qデータを収集しながら、PC側へに転送は、可能ですか? その時の繰り返し速度は、どのくらいですか?
A

U1084A、U5303A、U5309A、U5310A、SAシリーズ、同時マルチバッファ捕捉/読み取りモード(SAR/TSR/CSTモード)オプションを有し、データを収集しながら、PCへの転送が可能です。

Qデータ(デジタイザ)のPCへの転送速度は、どのくらいですか?
A

U1084A (PCIe Gen1 x1バス):最高520MByte/s
U53xxA(PCIe Gen2 x8バス):最高3GByte/s
SA2xxP(PCIe Gen3 x8バス):最高6GByte/s

Q制御コマンドに対するレスポンスタイムは、どのくらいですか?
A

最新機種(U53XXAシリーズ)に関しまして、レスポンスタイムの遅い処理は下記程度となります。

・キャリブレーション(データ取得条件ごと):0.8~1.0s

・電圧レンジ、オフセットの変更:~35ms

Q収集モードの種類は、何がありますか?
A

シンプル(シングル)・アクイジション(1トリガ、1データ取得)、マルチ・アクイジション(複数トリガ、複数データ取得し、セグメント毎にデータ格納)があります。

Qトリガの種類は、何がありますか?
A

入力信号、外部トリガ信号のエッジ、ウィンドウ、パターン(OR, NOR, NAND)トリガ機能を持ちます。機種によっては、TVトリガ機能を有します。

Qトリガレベル設定に関しての注意事項はありますか?
A

トリガがかからない原因は、トリガ信号がトリガレベルを切らない(縦断しない)場合がほとんどです。0V → 1.6V振幅のトリガ信号の場合、トリガレベルを0Vに設定してもトリガはかかりません。これはトリガ信号がトリガレベル0Vを切らない(縦断しない)ためです。この場合、0.1V~0.8V程度にトリガレベルを設定すると、トリガがかかります。

最新機種(U53XXAシリーズ)では、入力トリガ、外部トリガ共に、V単位で設定します。

Qオフィス環境で使用できますか?
A

通常のオフィス環境(動作温度:0-40℃、相対湿度:5-95%(非結露))で使用可能です。

Qデジタイザ、TDC(時間-デジタル・コンバータ)が使用できるるバスインターフェースには、どのような種類がありますか?
A

PCIe、CompactPCI(6U)、PXIe です。

Q使用するPCに制限がありますか?
A

PCIeカード:PCIe 2.0 x4(U1084A)以上、PCIe 2.0 x8(U53XXAシリーズ)以上のフル・スロット長を数備えたPCに直接挿入して使用します。

CompactPCIカード:3, 5, 8または21スロットのシャシー(クレート)が必要です。この場合、PCを接続するためのPCインターフェース、またはシングル・ボード・コンピュータを用意する必要があります。

PXIe:専用のシャシーが必要です。この場合、PCを接続するためのPCインターフェース、またはシングル・ボード・コンピュータを用意する必要があります。

弊社推奨のPC、シャシー等に関しましては、お気軽にお問合せ下さい。

QどのようなOS上で使用できますか?
A

ドライバがサポートしているOSは下記になります。

CD-ROM4.2c: Windows7、windows10、Windows11、Linux

MD1: Windows7、windows10、Windows11、Linux

MD2: Windows7、Windows8.1、windows10、Windows11、Linux

MD3: Windows7、Windows8.1、windows10、Windows11、Linux

Qアプリケーションソフトを作成したいのですが、どの様な開発環境をサポートしていますか?
A

VisualStudio (VB.NET, C#, C/C++)、LabVIEW、MATLAB、LabVIEWをサポートしています。

Qアプリケーションソフトを作成したいのですが、サンンプルソフトは提供されますか?
A

C++IVIC、C++IVICOM、C#、MATLAB、VisualBasic、labVIEWのサンプルプログラムが標準で付属しています。

Qアプリケーションソフトを作成しないで、波形観測、データ保存を行う方法がありますか?
A

Windows上で動く標準添付の”AcqirisLive、MD1 SFP、MD2 SFP、MD3 SFP”を使用して、波形の観測及び取得波形データの格納が可能です。

【波形観測機能】:オシロスコープとほぼ同等の波形観測が可能です(レンジ、オフセット、カップリング、トリガ機能、サンプリングレート、レコード長、波形の拡大機能等の設定が可能)。

【データ格納機能】:セグメント毎にPCへの波形データの格納が可能です。

【その他】:パラメーター演算機能、Average、トリガ毎のTime Stamp機能、FFT、Calibration等の機能があります。

Qデジタイザとオシロスコープには、どのような違いがありますか?
A

デジタイザ:大量のデータを収集後、高速でPCに取り込み、PC側で表示・解析を行いますので、高スループットでのデータ解析、データ処理が必要な測定に向いています。また、豊富な外部との入出力信号を持っているため、外部機器との同期運転が可能です。詳細は、デジタイザの仕様の項を参照してください。

オシロスコープ:波形観測が主体で、電子機器、電子回路のトラブルシューティングのような、臨機応変な波形観測に向いています。必要に応じてPCあるいは、記憶媒体にデータを取り込む機能を持つ機種もありますが、デジタイザに比べて、高速にデータを転送することはできません。

Qデジタイザが使用されるのは、どのような用途(アプリケーション)ですか?
A

高速に変化する、電圧信号に変換された物理量の高速測定が主たる用途です。
高分解能なトリガ毎のタイムスタンプ機能を用いた時間計測のアプリケーションの例もあります。

QTDC(時間ーデジタル・コンバータ)には、どのような機能がありますか?
A

高分解能、高確度、高安定のタイミング計測を行えます。

U1050A:シングル・スタート~シングル・ストップまたは、マルチ・スタート~マルチ・ストップのフリーランカウンタです。
U1051A:コモンスタート・イベント~複数のストップ・イベントまでの正確なタイミング測定が可能です。

QTDC(時間ーデジタル・コンバータ)が使用されるのは、どのような用途(アプリケーション)ですか?
A

タイムインターバル測定、周波数安定度測定、回転機のタイミング測定、シンチレータの信号出力のカウント、核融合研究、飛行時間型質量分析(TOF-MS)などです。

QAcqirisLiveとAgMD1 SFPを起動しようとしたら、エラーが出てAcqirisLiveとAgMD1 SFPが立ち上がらない、Microsoft Office 2010をインストールしたら、AcqirisLiveとAgMD1 SFPが起動しなくなった
A

「Runtime Error!  R6030-CRT not initialized」のエラーが表示されている場合、IME 2010(Microsoft Office2010上の日本語変換ツール)に起因するエラーです。 原因は、現在調査中です。 対処方法を下記します。 ・AcqirisLiveとAgMD1 SFPの起動時に、汎用の日本語変換ツール(例えばGoogle日本語入力)に切り替えます。 -AcqirisLiveとAgMD1 SFPの起動時に、汎用の日本語変換ツールを利用する方法 汎用の日本語変換ソフト(例えば、Google日本語入力)をインストールしておきます。 <切り替え方法>

  • ● 日本語入力のツールバーを右クリック⇒設定⇒既定の言語の切替
  • ● 或いは、コントロールパネル⇒時計、地域、言語⇒キーボードまたは入力の変更⇒キーボードの変更⇒既定の言語の切替

(Windowsのバージョン、機種により手順が異なることがあります) ・AcqirisLiveとAgMD1 SFPが、一旦立ち上がれば、IME 2010に戻しても、動作します。 (参考)Google日本語入力のURL http://www.google.com/intl/ja/ime/

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